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2021/11/02

社員さん教育と子育て

ブルーマンデーという言葉をご存じでしょうか。

先月から、私の7歳になる息子が、特に月曜日に「お腹が痛い」と言ったり、「学校に行きたくない」と言ってきたりして、休もうとしてきます。

 

昨日もそんなことがあり、何度も言ってくる息子に私は見かねて、「今日は学校を休んでもいい。ただし、明日から学校に行くことを約束してほしい。それと、父ちゃんの会社にいっしょに行くこと」と彼に伝えて、妻も承諾してくれました。

 

そんな息子は渋々、私と会社に行くことになったのですが、学校を休めることなった彼の表情は、晴れやかなものでした。

会社に連れて行った理由ですが、妻が仕事でいそがしい時期だったのと、子供が家にいると、おもちゃやマンガなどで自由に遊べる環境もよくないかなと思って考えたものです。(会社は親子出勤を推奨しています 笑)

 

そうなんです、ブルーマンデーとは、休み明けの月曜日に学校や会社に行くことが憂鬱になってしまう気持ちのことなのです。一瞬、コーヒーかなとも勘違いしてしまいます。

 

実は、過去に当社の社員さんも同じようなことがありました。その時には、どうしても休むことに対して、許すことができず、本人から理由を聞いても、「どうせ嘘だろう」なんて、思ったりすることもありました。

 

ただ、本人に休むことを責めても、実際、何も変わらないというのが私の経験であり、失敗の学びでもあります。ですので、本人が、前向きに行きたくなるようにいっしょに考えることを目指しています。そう簡単ではないですけどね。

 

こんな経験から、いつも子育てと、社員さんとの人間関係は似ているなと感じています。大人も子供も人に変わりはありませんし、向き合うことが大切なのはどちらも同じですからね。

 

自分よりも本人がいちばんつらいのだと思えるようになってからは、掛ける言葉や、安心してもらえるようなことを考えるようになりました。

 

決して、大人だからと言って、何事も出来ることが当たり前ではないですし、積極性がないからといって、人として見下すことはやるべきものではないと考えています。

 

どの人にも、家族がいて、大切なものがある。それを私も大切に思うことが必要だなと感じたというわけなのです。

 

ただ、お互いが甘えてもよくないと思いますし、ちゃんと気持ちを伝えることは、どんなときでも必要だと思います。

 

ですので、これからも百の言葉で、いや千や万の言葉で私から気持ちを伝え続けていきたいと思います。

 

「人は自分とは違う」わけですから。